2011年10月1日土曜日

写真のマジックアワー(ゴールデンアワー)



写真をきれいに撮るにはマジックアワー、もしくはゴールデンアワーと呼ばれる時間帯を意識することをおすすめいたします。これは良い写真の撮り方としては、基本的なテクニックでもあります。

デジタル一眼レフに限ったことではないので、夕陽がきれいだなと思ったら、外にでてあたりを見渡してみましょう。


マジックアワーとは「魔法の時間」。一日に二回あります。朝日が昇る頃と、夕日が沈む頃。僕は夜行性の人なので、なかなか朝のマジックアワーに写真を撮ることは難しいです。でも、その分も夕方のマジックアワーの素晴らしさを一杯体験するようにしていますよ。


写真の撮り方については勘違いされやていることも少なくないのですが、必ずしも明るければ明るいほどいいわけではありません。陽射しが強烈なお昼前後に外で写真を撮ろうとすると、光と影のコントラストが強烈で、なかなか思うようにきれいな写真が撮れないことが多いのです。少なくとも僕の今のレベルでは難しいです。


(あ、でも。リッチな写真家の方で、レフ板を持ってくれるアシスタントさんがいていてくれたら、話は別でしょう)


一方で夕方のマジックアワーになると、すべてのものがキラキラと金色に光っているのを見ることができます。そして、光が柔らかい分、影も穏やかになって、きれいな写真に仕上げることができるのです。


逆光についても「悪いもの」と思われることが多いかもしれません。僕も写真に目覚めた頃に友人からデジタル一眼レフを借りて、「常に太陽に背中を向けて撮るように!」と言われて、その呪文が解けるのにずいぶんかかってしまいました。逆光についてはまた改めて書きたいテーマですね。


この写真の被写体は道端の草です。真昼この草を見たら、ただの雑草としか思わなかったかもしれません。もしくは、そこに草が生えていることにも気が付かなかったかも。


すべてのものが金色に輝くマジックアワー。ぜひ体験してみてください!