送信者 レンズ越しのパリ by Genie |
夜景の撮り方はというと、大変に難しいのでここではいくら書いても足りないほどです。
本当に本当のことを申し上げれば、夜景モードのついているコンパクト・デジタル・カメラ(コンデジというような略称とは、どうも相性が悪い自分です)の方が気楽に失敗なく撮影できていい写真になるのではと思うくらい。
○フラッシュはたかない
○できたら三脚を使う
○できたらリモート(レリーズ)を使う
○ファインダーでなく、ライブビューで撮影
こんなところが、ごく基本的なルールでしょうか。
ファインダーを使わない方がいいのは、端折って申し上げると、そのほうがブレが少なくなるからです。
夜になるとルーブル美術館前のガラスのピラミッドが美しいので、たくさんの方が三脚を持って同じスポットから写真を撮っているのを眺めることができます。
観光地で、たくさんの方が三脚を並べていたら、そこはほぼ間違いなく「絶景スポット」ですよ!
あいにく、その三脚地帯で僕も「三脚、リモート、ライブビュー」で何十枚も撮ったのですが、どうも面白くない写真になってしまいました。
この写真は、諦めて道具をバッグにしまい、帰りがけにピラミッドのわきを友人と歩いていたときのもの。ほんの数分だけ、魔法のように風がやんで、鏡のような水面にピラミッドとルーブルの姿が浮かびました。
慌てて撮影したもので、これは三脚もリモートもライブビューも使っていません。
もしも、最初からこのスポットを選んできちんと準備して臨んだら、もっといい写真になったろうなあとは思うものの、これはこれで自分なりに気に入っております。
僕が現在メールのやりとりを通じて写真技術について教えていただいている先生は「いいと思う写真を徹底的に模倣しなさい」と言われております。
この「模倣」というのが、昔から苦手なもので、それを乗り越えることができたらもうちょっと腕が上がるかなあなんて考えております。「模倣」については、また後日。
ジーニー
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